M様邸/広島市安佐北区
写真一覧
基本情報
【お客様】
男性(要介護2)、奥様と二人暮らし(近所に住むお子様が定期的に帰省)
室内の移動は、歩行器が必要で、日中はベッドで過ごされることが多い。
排泄は主に尿器で行い、時々トイレも使用されるが、トイレの位置や広さに問題があり、介助が必要。
入浴も介助が必要。
男性(要介護2)、奥様と二人暮らし(近所に住むお子様が定期的に帰省)
室内の移動は、歩行器が必要で、日中はベッドで過ごされることが多い。
排泄は主に尿器で行い、時々トイレも使用されるが、トイレの位置や広さに問題があり、介助が必要。
入浴も介助が必要。
【工事内容】
バリアフリー改修
【ご要望】
・介助時のスペースの確保
・動線をバリアフリーにし、移動をスムーズにしたい。
私が担当しました!
今回最も重視したのは、ご主人の生活の妨げとなっていた「トイレに行きにくい」という問題を解決するため、思い切って間取りを変えたことです。
アプローチがしやすいよう、トイレの入口の向きをリビング側に変え、またトイレと洗面所を一つにまとめたことで、余裕のあるスペースができあがりました。
また、家をキレイに飾りたいという奥様のご意向を踏まえ、昔お子さんと一緒に作られた思い出の品を壁に埋め込んだり、庭に素敵なウッドデッキを作るなどして、家の内外とも見た目にも美しく仕上がるよう努めました。
ご主人がとても大切にされている家で、今後も長く残していきたいとのことでしたので、その思いを汲みながら、次世代につながるような提案をさせていただきました。
施工内容
お客様からの声
歩行器を使うようになり、トイレに行くのが楽になったことで、尿器を使わなくなり、トイレに歩いて行く回数が増えました。
体を起こして座る機会も増え、家族との会話の中にも参加できるようになりました。
入浴も、少ない介助ですべて行えるようになっています。
寝室は、窓を増やしたことで光が室内にしっかり入り、昼夜の判断が区別できるようになったことで、日中の体調も良くなりました。
新しくつくったウッドデッキでは、天気の良い日に食事を取ることもあります。
ウッドデッキ側は2段の階段で段差は低く、取り付けた手すりによって出入りも行いやすくなっているので、行動範囲も広がりました。