取り組みのご紹介
日本基準寝具株式会社の様々な取り組みをご紹介
注目〔寿光園〕✖〔エコール〕 介護ロボットで介護人材不足対策! SDGs【目標3 すべての人に健康と福祉を】最先端技術サービスの提供
社会福祉法人 芸北福祉会 特別養護老人ホーム〔寿光園〕のご紹介
深刻な人材不足問題…。

安芸太田町の人口は、5,814人
(男:2,722人 女:3,092人 世帯:3,095世帯)
65歳以上の高齢化率は、なんと 52%!
※令和4年4月28日現在
そんな環境下の中、
〔寿光園〕は深刻な人材不足問題を抱えられており、
〔エコール〕にご相談をいただきました。
プロジェクトチームにて最優先課題を抽出!
人材を確保するためには、介護の「きつい」「汚い」などの暗いイメージを払拭する必要があり、
『介護の魅力向上』を目指そうという結論に至りました。
早速、若手職員を中心としたプロジェクトチームを結成、現状把握、課題の抽出の為の協議を重ねました。
結果、取り組むべく最優先課題は…
『夜間の巡視に伴う、職員の精神的負担を取り除く』
●夜間の巡視やセンサーの反応による無駄な行動
●夜間対応の精神的負担(看取り、想定外の事故等)
夜間巡視の負担軽減につながる「見守りセンサー」を検討

導入効果① 『職員の精神的負担の軽減』
夜間の巡視時間が、
1回20分→5分に短縮
と業務効率化につながっている。
また、覚醒しているのかどうかや、心拍・呼吸等の生体情報を確認できることにより、「何かあったら…」という不安の払拭につながっている。
20名のご利用者を1人でケアする夜勤であればなおさらである。
導入効果② 『ケアの「質」が向上』
導入効果③ 『「かもしれない」から「こうです」へ』
高感度でご利用者様の姿を撮影し、記録として残すことのできる見守りカメラの
眠りSCAN-eyeをセンサーと共に導入しており、
ご家族様への説明時に
「かもしれない」から「こうです」に変化し、
職員を守ると同時にご家族様の納得を得ることにつながっている。
例えば、ベッドからの転倒があった場合にも、
職員が駆け付けた際にすでに床に横たわっている状況の場合でも、記録を確認することでどのようにベッドから落下したのか、
どの個所を重点的にチェック(けがの具合等)しなければならないのか等の判断が可能になった。
そのため、ご家族様への状況説明もきちんと説明することができるようになった。
導入から2年が経過し、こういった起きた事案に対する『検証』としての活用は比較的行われるようになった。
“介護ロボット” × “人間”
導入したら終わりではなく、導入してからが始まり
眠りSCANを全床に導入することで、介護職員の精神的負担を取り除くことができ、高齢職員の方であっても、もう数年長く勤務いただけるような職場環境を作ることができている。
介護ロボットの活用は、導入してからがスタート。
〔寿光園〕でも下記のような課題が生まれ、職員みんなで話し合い、解決している。
●「介護は自分でやる」という強い想いをもつ中堅社員への浸透
●情報伝達手段のため、インカムの導入
●モバイル端末の持ち運び方法
その他にも、本体の耐用年数や保守、更新、ランニングコストなどの費用面の負担や計画など。
介護ロボットを浸透させていくためには、単発ではなく継続した行政からの補助金等の援助が必要不可欠である。
最後に…
介護のマイナスイメージを払拭させるような最新機器を用いたスマート介護、クリーンな介護、安心な介護etc.
今回の寿光園様の取組は、まさに先進的な取り組みであるとあらためて感じると共に、
介護する側、される側にとっても、介護ロボットが当たり前になるように、今後も普及活動を行ってまいります。
そんな先進的な取り組みに果敢にチャレンジされている〔寿光園〕に興味がある方、働いてみたいと思われた方、お気軽にお問い合わせください。
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TEL.082-877-1079